結婚前から女癖が悪い人なのではないかという不安を抱えていたのですが、結婚後はその不安が確信に変わりました。私と夫は、一種の政略結婚のような形で夫婦になったという事情があります。私の親も夫の親も会社を経営しており、その関係で親同士が知り合いでした。

私は一人っ子なので、会社を継いでくれる後継者との結婚を親は望んでいました。私自身はどちらかというと地味な性格なので、恋人らしい恋人ができたことはありませんでした。そこで親が見つけてきたのが、夫だったというわけです。

私の夫は確かに仕事ができる人だったので、私の親は大喜びしていました。また、夫の親の方にも我が家と縁戚関係になることがメリットになる部分があったため、トントン拍子に結婚が決まりました。夫は次男なので、家にいる限り父親の事業を引き継ぐことができないという事情があり、将来的に会社経営者になることが約束されている私との結婚に魅力を感じたようです。

私自身は、先程も述べた通り、夫の派手な風貌から女癖が悪そうな人だなという印象を受けたものの、全体的には好ましく感じられたので、特に結婚に対する異論は持ちませんでした。しかし、いざ蓋を開けてみると、夫はとんでもない浮気者だったのです。

結婚当初から夫の持ち物や言葉の端々に女性の影を感じていたのですが、最初のうちは婿養子に入ってもらったという気兼ねもあって我慢していました。また、実家の親に相談しても少し位の浮気は我慢しろと言われてしまうだけでした。でも、年々浮気がひどくなっていくので、我慢しきれずに弁護士の所へ行って相談してみました。

その弁護士がとても親身になって話を聞いてくれる人だったので、何度も相談しに行っているうちに離婚の決意を固めることができました。婿養子が来てくれたと喜んでくれた親を泣かせてしまう結果になりましたが、弁護士のおかげで浮気者の夫と離婚することができたので、せいせいしています。