私は3人兄弟の末っ子なのですが、昨年、長男一家と同居していた私の父が亡くなった後で、相続トラブルが持ち上がりました。父と長男一家が住んでいた家は、土地も建物の父名義の家です。

私の母は、まだ私が幼かった頃に亡くなっており、それ以来、その家で父と兄弟3人が男ばかりで4人暮らしをしていました。その後、長男である私の兄が結婚することになり、自宅を二世帯住宅に改築して兄夫婦と父が同居することになりました。

兄嫁に余計な気を遣わせたくなかったので、私と次兄はその時に家を出ました。 父は、母が亡くなった後、仕事をしながら家事全般もこなしてくれていましたので、子供の私が言うのも何ですが、下手な主婦よりも家事が上手でした。兄夫婦と同居するようになった後も、台所は別々になっていましたので、自分の食事の支度は自分でやっていました。

掃除や洗濯も自分でやっていましたので、兄嫁に過剰な負担をかけるようなことはなかったはずです。また、亡くなる前日まで元気に暮らしていましたので、介護の負担をかけるようなこともありませんでした。

でも、父が亡くなった途端、兄が同居していた自分に全財産を受け継ぐ権利があると言い始め、財産を独り占めしようとしました。私も次兄も、父に老人の一人暮らしをさせずに済んだという点では長兄に感謝していますので、家は兄のものにして良いと思っていました。

でも預貯金まで全部独り占めというのはひどすぎると思ったので、弁護士に依頼して調停の申し立てをしてもらいました。できれば調停など起こしたくなかったのですが、長兄が話し合いを拒否していたので、そうするしかありませんでした。

でも、申し立てする一方で、弁護士が働きかけてくれた結果、長兄が折れて和解することができました。