まず、法律事務所を開業するには事前にどのような準備が必要なのでしょうか。

法律事務所を開業する場合、まず他の弁護士事務所に所属してから独立するという場合が大抵です。そこで法律事務所を立ち上げる際のノウハウを学び、弁護士の仕事を行います。ここで対応した案件が後に独立した際に、依頼人が法律事務所を探す際の依頼の基準となります。

よって、この時にジャンルを限って対応するのではなく、様々な案件に対応しておいた方が独立した際に依頼人の幅が広がります。次に必要なのが、資金と事務所の場所の確保です。弁護士事務所から独立する際に必要な資金は最低で1,000万円と言われています。その他にも毎月かかる事務所の維持費には50万円程度かかると言われ、事務所を借りている場合には更に費用が上乗せされます。

事務所の場所を選ぶ際に注意する点は、便利な場所であるかどうかです。駅や裁判所から近いと交通の便が良く、移動時間がかかりません。このような依頼人への配慮も忘れてはいけません。そして、最後にこれらの準備が整ったら、開業する際の各種手続きに入ります。

まず税金に関しては、所得税・消費税・源泉所得税に関する届け出が必要で、開業してから2か月以内にこれらの手続きを行わなくてはいけません。

そしてそれだけでなく、保険に関する手続きも必要です。例としては労働保険・健康保険・厚生年金などが挙げられます。労働保険は労働基準監督署もしくは公共職業安定所、社会保険は社会保険事務所で手続きを行います。